平成夫婦茶碗にも注目!
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夫婦茶碗で一緒にご飯を食べるご夫婦……同じ絵柄の夫婦茶碗でご飯を食べ、お茶を飲む。いつもの変わりない風景なのに、なんだかほほえましいですよね。普段使う食器だからこと、思いいれもひとしおです。
そんな夫婦茶碗ですが、発祥はいつからなのでしょうか? また、どうして大きさが違うのでしょう。
通常夫婦茶碗は、夫である男性用が大きく、妻である女性用が小さくなっています。これは食べる量から考えて自然の流れのようでもあります。ですが、実は逸話があるようです。
夫婦茶碗の始まりは実は江戸時代。江戸時代は職人文化が急速に発達した時代です。この職人文化の中で、「決まり寸法」という人の体の寸方から、あらゆる道具類の適切な大きさを算出する方法を編み出したんですね。お茶碗については、その口径を身長の8%にすると定められました。当時の人口の平均的な身長から割り出された物でしょう。男性は約12センチ、女性は約11.4センチという「決まり寸歩」が定められました。江戸の職人気質からすると、この身長の8%というのが、よく手になじむ、使いやすい物だとなったのでしょうね。その経緯もぜひ知りたいものです。
夫婦茶碗をこれから二人で選ぼうかというカップルも、一度ご自分たちに合ったサイズを江戸の決まり算から算出してみると面白いですね。今、女性なら平均身長は158センチくらいでしょうか。だとすると約12.6センチ。男性は江戸時代よりうんと背の高い方もいらっしゃいますからね。180センチの方だと14.4センチにもなります。
さて余談ですが、夫婦茶碗をタイトルにとった作品は、なぜかそのほほえましさとは真逆をいく作品に仕上がるようですね。町田康の夫婦茶碗しかり、テレビドラマの平成夫婦茶碗しかり……なぜなのでしょうか。